毎日乗るならコンパクトカー
今や国産車のランキングでコンパクトカーは上位を占めています。
そんな私もコンパクトカーに乗っていますが、どこに行っても必ず同じ車と遭遇するほど市場に溢れています。
メリットはやはり燃費が良いこと、これに尽きます。
どのメーカーの車もそうですが、驚くほど燃費向上していますね。
やっぱり維持費が安い
トヨタのアクアはリッター37kmと、プリウスに遜色ない数字を出しています。
ガソリン代も節約でき、エコカー減税もあるので財布に優しい車であると言えます。
財布に優しいといえば、維持費なども安く抑えられることも挙げられます。
例えばコンパクトカーのタイヤサイズは14インチ前後なので値段も安価なほうに入ります。
メンテナンスするにも、費用はできるだけ安く済むほうがありがたいですよね。
室内空間も十分
コンパクトカーというと、狭いようなイメージを持ってしまいますが、そんなことはありません。
トランクも広く収納力があり、想像以上に荷物を入れることができます。
やはり荷物が多くなってしまった時、たくさん積めるのは大きなメリットです。
室内も広く装備や質も高まっている車が多く、いままでコンパクトカーに乗ったことのない人は、いい意味で期待を裏切られるでしょう。
それでいて、コンパクトながらもパワーがあります。
街乗りはもちろん、坂道や高速道路では静かに、かつスムーズに発進・走行できます。
安定した走行は燃費向上にも直結します。
また、小回りがきくので運転しやすいというのも重要です。大きな車だとすれ違うのも一苦労といった道でも難なく通れますし、大きい車が何回も切り返してやっと移動している狭い駐車場でも切り返すことなくスムーズに移動できることは運転手のストレス軽減になります。
若者や老人、女性に選ばれるのはこういった理由からかと思いますが、男性ドライバーも多く見受けられます。
ドライブが好きで長時間運転しても疲れないようなシートの質の高さ、維持のしやすさなどが理由としてあるのではないでしょうか。
メリットばかりあげてきましたが、もちろんデメリットもあります。
一番のデメリットは、自動車税ではないでしょうか。
増税しましたが、それでも軽自動車は10800円です。一方、コンパクトカーは34500円。税金の差が20000円以上あるというのは気になるところですよね。最近の軽自動車は人気も高くなっていますし、コンパクトカーの一番のライバルは軽自動車だと言えるでしょう。
とにかく車にお金をかけたくないのであれば軽自動車になりますが、ボディの安全性や走行性を求めるなら間違いなくコンパクトカーを選びます。
おすすめコンパクトカーはアクア
もし買い替えるなら売り上げナンバーワンのアクアがおすすめです。
理由は、上記にあげたメリットのとおりです。
みなさんもぜひコンパクトカーでエコドライブを楽しんではいかがでしょう。
おでかけが多い家族はミニバンタイプがオススメ
家族が多く、おでかけが多い家族はミニバンタイプがオススメです。
セダンタイプでも良いと考える人も居ますが、長時間ドライブや5人以上になってくると、やはり選択肢はミニバンタイプになります。
ですが、ミニバンと言うとワゴンタイプのイメージが強く、高さがあり高齢者などは乗りにくいと思ってしまうかもしれませんけれど、そういったタイプのミニバンは最近は減ってきています。
何故なら最近のミニバンは低床タイプの車種が増えてきており、全体的に以前より車高が低くなっています。
その為、ワゴンタイプのような車高の高い感じはしません。
そして低床になった事により重心が低くなり、走行時の安定性も向上しているのもワゴンタイプにはない魅力になります。
ただ車内空間自体は全体的に車高を下げた感じなので、以前とあまり変化は無い感じがします。
他にミニバンのイメージとしては3列目のシートがオマケで、小さい子供なら平気でしょうが、大人になると膝を折り曲げないと座れない車種もあります。
ゆったり座れる3列目のあるミニバンも有りましたが、車高は高く荷台がほぼ無くて、人が乗れても荷物が乗りません。ですが3列目が荷台へ収納するタイプや壁側へ折りたたむタイプなども有るため、荷台が狭くても3列目が狭いと感じることは有りません。
ただし、6人以上の旅行になると荷物が乗せきれなくなってしまいます。
ですが、スペアタイヤのスペースを荷台の代わりとして利用する車種もあるので、用途によって選べば問題は無いです。
燃費の問題ですが、ハイブリッド車やアイドリングストップ車が続々と登場していて、燃費は倍近く向上しています。一昔前の軽自動車の燃費でミニバンが走るんですから、とてつもない燃費向上です。
軽自動車も同じように燃費向上してますが、車内空間や車体サイズ、車体重量を考えると乗る人数で考えれば、4人以下なら断然軽自動車ですが、5人以上だとミニバンになります。
セダンタイプなら5人乗れますが、間違いなく後部座席がすし詰め状態になってしまいます。
結果としてミニバンがベストになります。
これらを考えて突き詰めると、5人以上で旅行などの長時間ドライブがある家庭ではミニバンタイプの車を選べば安心です。
狭々した空間で移動の疲れる車で旅行だと、行楽シーズンに電車で旅行してるのと変わりません。そう考えたら、広い車内空間でゆとりのあるミニバンタイプの車で旅行して行きたいです。
安定した走行性能、車内の静寂性、居住性が優れるセダン
セダンの特徴について書かせていただきます。
セダンとは
セダンは、最も一般的な形状の自動車のことを指します。
つまり、前部エンジンルーム、中央室内、後部トランクルームの3ボックス形状のタイプの自動車のこととなります。
サルーンと呼ばれることもありますが、一般的には比較的普及価格帯の車をセダン、高級車をサルーンと呼び分けることが多いようです。
また、セダンは4ドアの車がイメージされますがかつては2ドアセダンと呼ばれる車があったのですが、使い勝手の悪さから人気がなくなり現在ではセダンは4ドアだけになってしまいました。
メリット
次にセダンのメリットですが、これは最も一般的な形状であり、4枚ドアであるため天井部分を支えるピラーと呼ばれる柱が3セット(前側からA、B、Cピラーと呼ぶ。)あるために生じるモノとなります。
- 種類が豊富で選択肢が多い(低価格〜高級車まで選べる)
- 一般的にボディの剛性が高く安全性が高い
- 社内が十分な広さを持つ
- 一般的に外部からの防音性に優れ快適な居住性を持つことが多い
3セットのピラーの間隔が(ワゴン車や、SUVに比べ)近くて均等であり社内スペースが必要最小限であるため、ボディ剛性が高くて防音性なども高い設計にできるようです。
ただし、このあたりは一般論で車種ごとに異なる場合もありますのでご注意ください。
デメリット
では、次にセダンのデメリットについて挙げていきましょう。
- 荷物があまり積めない (ワゴン車、SUV、ワンボックスカーとの比較)
- おじさんの車のイメージがある
以上のようなことがあげられますが、これは一般的なデメリットで実際にはメーカーの努力やテクノロジーによってカバーされている場合もありますので一概には言えません。
実際に購入を検討される際には上記のデメリットを頭に入れたうえで、カタログをご覧になったり、試乗、または営業マンのお話を聞かれてみてください。
おすすめの方
セダンは、メリットでも書きましたとおり低価格帯から高級車まで選択することができ、安定した走行性能、社内の静寂性、居住性が優れるためファミリーカーの基本といえるでしょう。
ただ、通常5人までの乗車しかできません。(快適なのは4人乗車)ですから、4、5人家族までのご家庭に向いていると思われます。
スポーツタイプのセダンも存在しますので、走りを楽しみたいという方でも購入の対象となります。
とくにヨーロッパ(ドイツ車が多い)のセダンでは、メーカーが出したセダン車をチューニングメーカーがスポーツチューンして、スポーツカー、スーパーカーに負けないような車を出していたりします。
セダンは様々な方に楽しんで乗っていただける自動車といえます。
荷物も大量に詰めながら優れた走行性のステーションワゴン
ステーションワゴンの特徴について書かせていただきます。
ステーションワゴンとは
ステーションワゴンは、4ドアセダンの中央乗車スペースにトランクルーム部分拡張した形で荷物が大量に積めるようにした形状の車を指します。
一般的には4枚ドアでセダンと同じように全高が抑えられたデザインのモノを指し、全高が高かったりタイヤが大きいもの、後部ドアがスライドドアなどの車はミニバンと呼ばれワゴン車とは区別されます。
メリット
次にステーションワゴンのメリットですが、これはやはりボディ形状による特徴が大きく関係しております。
- 荷物がたくさん積める
- 車高が低く揺れが小さく快適な乗車感(SUV、コンパクトカートの比較)
- ホイールベースが長く高速走行安定性に優れる
自動車は、タイヤ取り付け部分を視点にして左右に揺れる(ロールと呼ばれる)ため、乗員の頭の位置が高ければ高いほど左右の揺れを大きく感じることになります。
そのため、SUVやミニバンに比べて車高や座席位置が低く設定されているワゴン車はロールが少なくて山道などを走っても左右に振られにくく車酔いなども発生しにくい、といえます。
こうした荷物がたくさん積めて快適な走行性などの特徴から、ワゴン車はヨーロッパでは「ツーリング」などと呼ばれることが多く長距離の旅を楽しむための高級車というイメージが定着しております。
デメリット
では、ステーションワゴンのデメリットについて挙げていきましょう。
これはワゴン車の形状によってに発生する問題になります。
- 乗車スペースに荷室があわされ広いため騒音が反響してしまう
- 荷室が乗車スペースと同じ空間なのでにおいなどが気になることがある
- 日本では、商用バンと同じような形状のため低価格な車と勘違いされる
とくに黒いステーションワゴンなどは、霊柩車と勘違いされたりそのように揶揄されたりすることもあり、敬遠されることが少なくないようです。
以上のようなことがあげられますが、これは一般的なデメリットで実際にはメーカーの努力やテクノロジーによってカバーされている場合もありますので一概には言えません。
実際に購入を検討される際には上記のデメリットを頭に入れたうえで、カタログをご覧になったり、試乗、または営業マンのお話を聞かれてみてください。
どのような方におすすめか?
デメリットでも書きましたとおりとくに日本では働く車とステーションワゴンは一緒にされがちで人気がありませんでしたが、たとえばVOLVOやBMW ツーリングに代表されるような高級ワゴンのイメージも広がり一時期人気が盛り上がりましたが、最近はアメリカから人気の広がったミニバンや、従来から日本で人気のあったワンボックスに押され下火になってきているようです。
しかし、メリットに書きましたとおり、荷物も大量に詰めながら優れた走行性、安定して快適な居住性、またその独特な低くて長いフォルムは今でも多くの方にお勧めできるタイプだと思います。