トヨタのカローラフィールダーは、トヨタが販売しているステーションワゴンタイプの乗用車です。
ステーションワゴンというジャンルは、いまではあまり人気のジャンルではなくなってしまいましたが、現在でも一定の需要を確保しています。
カローラフィールダーは、以前はカローラバンという商用車でしたが、2000年ごろから、一般の人の使用を想定した車として新しく発売されました。
カローラというと、以前は安物の大衆車というイメージがありましたが、現在のカローラは、かなり質感が上がっていると思います。
まずは、居住性ですが、ホイールベースがそこそこ長く、後部座席の居住性もかなり快適であると思います。
大人4名乗車でも、窮屈ということはありません。また、運転席は座面が上下に動かせる機能もあり、適切な位置に調整することができます。
また、ラゲッジスペースについても、十分な広さが確保されています。後部座席を倒すと、広大な空間が広がるようになっており、沢山の荷物を運ぶときには重宝するのではないかと思います。
次に運動性能ですが、この車には1.5リッター、1.8リッター、ハイブリッドのモデルが有ります。
基本的には、1.5リッターでもパワー不足を感じることはありません。ただし、燃費を良くするために、加速が弱めの傾向があります。
走る、曲がるといった基本的な性能は、特に問題の無いレベルに仕上がっているのではないかと思います。
また、ボディサイズが5ナンバーでコンパクトにできているため、小回りがきいて、運転しやすい車だと思います。
狭い道などでも、運転が上手でない人でも運転できると思います。
新車価格も100万円台後半からであり、中古市場でも手頃な値段で買える車なのではないかと思います。
また、車重が軽く、車高が低いため、ガソリンタイプでも燃費もかなりいい車で、購入後の維持費もそれほどかからない、お財布に優しい車といえるのではないかと思います。
ハイブリッドモデルであれば、購入時の金額は高くなりますが、購入後はガソリン代を大きく減らす事ができます。
日常の足として使うには、とても便利な車で、故障も少なく、適切にメンテナンスをしていけば、長く乗っていくことができるのではないかと思います。
また、6、7人で車に乗ることが少ないのであれば、ミニバンよりも、こういったステーションワゴンのほうが、維持費もかからず、よりベターな選択肢になるのではないかと思います。