コンパクトカーには様々な車種があります。
もっとも小さなタイプは「トヨタ・ヴィッツ」や「トヨタ・アクア」、「ホンダ・フィット」、「マツダ・デミオ」などの全長4m弱の車です。
こうしたコンパクトカーは若い単身者や若い夫婦、引退した中高年の夫婦に人気があります。
価格は150万円弱から購入来出るという点で結構手軽ながら、1~1.5リッターと結構パワーがありますので高速道路などでもそれなりに走行できるという特徴があります。
また最近増えているアクアやフィットハイブリッドなどのハイブリッドモデルも大変人気です。
こうしたモデルは乗り出し価格で200万円を超えますが、燃費はリッターあたり30㎞近く走りますので人気があります。
以前は大きな車に乗っていた人が、こうしたコンパクトカーのハイブリッドに乗り換えるというケースも結構あるといわれています。
このクラスのコンパクトカーのライバルは実は軽自動車です。
最近の軽自動車の価格はどんどん上昇していて150万円くらいするものもたくさんありますが、それでも現在でも人気が上昇中です。
理由は税金が安い点で、乗用車に比べると3分の1以下の税金で済んでしまいます。
地方に行くと家族全員が車を持っている家庭はたくさんありますので税金は安い方がうれしいんです。
これが軽自動車がたくさん売れている理由で、最近は乗用車から軽自動車に乗り換える人もたくさんいます。
ですので軽自動車は多少価格が高くても人気というわけです。
しかし軽自動車には欠点もたくさんあります。
まず排気量が660ccですのでパワーがないことです。
高速道路でも80~90kmくらいまではそれなりに静かですが、100㎞近くになると音が大きくなり乗り心地も悪くなります。
また軽自動車は軽いので衝突安全もイマイチで、この点ではコンパクトカーに劣っています。
ですので税金が少し高くてもかまわないという人は、軽自動車ではなくコンパクトカーの方がおススメで、こちらの方が安い場合がたくさんあります。
そんなコンパクトカーのおすすめは、国産車では「マツダ・デミオ」です。
デミオはフィットやヴィッツに比べると多少高価ですが、走りにこだわって作られているので、しっかりした走りが味わえます。
またシートやインテリアの質感が良く、ワンランク上の車に乗っているような感じです。
またデミオにはディーゼルエンジンを搭載しているモデルもあります。
国産のコンパクトカーでディーゼルエンジンを搭載しているのはデミオだけです。