コンパクトカーとは
コンパクトカーは、読んで字のごとくコンパクトなサイズの車を指します。
小さな車ということですが、一般的には軽自動車は含まれません。
ですから、排気量が660ccを超える比較的小さな車ということになります。
メリット
次にコンパクトカーのメリットですが、これはやはりボディサイズが小さく、重量も軽め、エンジンが小さいということに起因して次のようなことがあげられます。
- 比較的燃費がよい
- 駐車スペースが小さくて済む
- 小回りが利き、取り回しが楽
- 大きい車に比べると税金が安い
また、上記に加えてコンパクトカーを選ぶときに比較対象になるのはやはり軽自動車になることが多いでしょうが、軽自動車に比べるとエンジンが大きいので高速道路や坂道での走行性能に余裕を感じることができると思います。
デメリット
では、次にコンパクトカーのデメリットについて挙げていきましょう。
これはそのコンパクト故に発生する問題になります。
- 車内が狭い
- 安全性が劣る場合がある
- 高速道路での直進安定性に欠ける場合がある(ホイールベースが短いため)
以上のようなことがあげられますが、これは一般的なデメリットで実際にはメーカーの努力やテクノロジーによってカバーされている場合もありますので一概には言えません。
実際に購入を検討される際には上記のデメリットを頭に入れたうえで、カタログをご覧になったり、試乗、または営業マンのお話を聞かれてみてください。
どのような方におすすめか?
十年ほど前までは、コンパクトカーというと大型セダンを買えないファミリー向けとか、奥様用のセカンドカーといった車好きのかたからするとすこしマイナス要素を感じる車種でした。
しかし、ドイツメーカーのBMWがMiniをリメイクして出してからはコンパクトでも高級車、という路線が形作られ日本始めヨーロッパなどでたくさんのおしゃれなコンパクトカーがだされており、ちょっとおしゃれな車好きが選ぶ車というイメージに変わりつつあります。
他の人と同じ車には乗りたくない、すこしでもおしゃれな車に乗りたいという方にはうってつけでしょう。
また、これまでと同じようにファミリーカーとして、またはセカンドカーとして利用されるのももちろんおすすめです。
車内は以前に比べて格段に広くなり、燃費もよく、力強く走るようになっているからです。
さらに、従来の取り回しのよさに加えて、衝突安全性も高まりや衝突防止用自動ブレーキなどの装備も充実してきていますので、運転に自信のない若い女性や奥様方にもお勧めできます。