セダンは古い、と思われがちですが、かなりメリットも大きい車。
乗り方によってはどの車よりもメリットが突出している事もあるんです。
まずセダンは古くからある形なので憧れを持つ人も少なくありません。
今では広々空間が売りのミニバンや小回りがきき経済的にも理想的なコンパクトカー、維持費や燃費を考えると一番人気な軽自動車が販売ランキングを占めることが多くなりましたが、そんな状況でもあえてセダンを選ぶ人もいます。それだけ衰えない人気があるともいう事です。
セダンは大きく分けて、コンパクトセダン、ミドルサイズセダン、Lサイズセダン、プレステージセダンに分かれます。
簡単に説明すると、コンパクトセダンはカローラアクシオなどの車の事で、1200cc~1500ccのエンジンを積んでいて、燃費がいいのが特徴です。コンパクトなのでセダンの中でも扱いやすい部類に入ります。
ミドルサイズセダンはインプレッサなどの車。
コンパクトセダンよりも少し大きめの作りになっているので、走行安定性はグッと増します。
そしてコンパクトセダンに比べ、内装がかなり上質になります。
Lサイズセダンは2000ccを超えるエンジンを積んだものが多く、2500cc~3700ccのクラスのエンジンを積んだ車もあります。マークXやティアナがこのクラスです。
後部座席もゆったりしていて、動力性能、走行安定性が高く、長距離の運転もかなり楽になります。
プレステージセダンになると、レクサスなどの高級車のレベルです。
価格も1000万円を超えるものも多くあり、この価格帯の車はほぼセダンでしかないので、超高級車と呼ばれる車はセダンと言って間違いないです。
このクラスになると大排気量のV8エンジンを積む車も多いです。セダンの中でもひとランク上なのが、このプレステージセダンです。
セダンはエンジンルーム、居住スペース、トランクルームの3つのスペースでできていて、天井が低く足元がゆったりしているのが特徴です。
全高が低く重心が低く作られているので、高速道路などの横風に強く、走行安定性に関してはずば抜けています。
左右に振られることも少なく、不快な振動が遮断され、乗り心地としては他のミニバンや軽自動車よりもはるかにいい場合があります。
前後にエンジンルームとトランクルームがあるので、万が一事故に遭ってしまった時も安全性が高いのも利点。
高級車に多い形なのでインテリアなどにも高級感があり、中古市場では値下がり率が高い車種なので100万円台でベンツなどに乗れたりするメリットもあります。
セダンは新車で買うよりも中古の掘り出し物を探すと値段も車種も理想のものに出会えるかもしれません。
セダンのデメリットですが、やはりトランクルームが狭めなので荷物はあまり積むことが出来ません。
そして、排気量の割には乗車定員は少なめで、ミニバンなどに比べるとかなり室内は狭く感じることでしょう。
そんなセダンですが、全車種の中でもバランスはかなり良いので車にこだわりがある人にはもってこいの車種です。
その中でもオススメしたいセダンは、マツダ、アクセラスポーツXDです。
2188ccの、ディーゼルエンジンを搭載しているスポーツセダンです。
アクセラスポーツXDは幅広い年齢層の方にオススメで、なんと言っても見た目の格好良さが人気の理由です。
燃費もよく、しかもディーゼルエンジンなのでガソリン代を考えればかなりのメリットとなるでしょう。
他にもオススメしたいのは、レクサスGS。
レクサスLSはすこし大きすぎるかな、という方にオススメです。
レクサスオーナーとしての、おもてなしの待遇がまたスゴイんです。
レクサスは10年ほどでは全くと言っていいほど故障しない車。
新車で買うのは手が届かないけれど、中古車なら100万円台でいい車が購入出来たりするので、レクサスの掘り出し物を見つけることが出来ればかなりラッキーです。
セダンは不人気と思われがちな車種ですが、故障が少なく長持ちする車です。
あなたのシーンに合ったセダンを選んでみてください。