ダイハツ コペンは軽自動車として初めて電動油圧ポンプでハードトップが開閉するオープンカーです。
このコペンの名も「軽オープン」から「KOPEN」と名付けられ、後にKをコンパクトカーのCへと変更されて「COPEN」とされたのです。
コペン最大の特徴のルーフシステムはOASys社の手によるもので、開閉所要時間は約20秒でリアのトランクルーム内に格納されます。
初代モデルは2002年に登場し、エンジンは直列4気筒DOHCツインスクロールターボエンジンが搭載され、トランスミッションにはスーパーアクティブシフト付4速ATと5速MTが用意されています。
また、上記のように電動油圧ポンプにより開閉式のルーフを持つ「アクティブトップ」の他にも、屋根の部分を脱着可能な樹脂製ルーフにすることで30㎏もの軽量化がされた「ディタッチャブルトップ」が用意されていました。
初代モデルは10年以上に渡って販売されていましたが2012年8月に生産が終了し、9月には販売も終了しました。
生産終了から1年10カ月が過ぎた2014年にコペンはフルモデルチェンジが発表され2代目へとバトンタッチしました。
2代目モデルでは新たに「D-Frame」と呼ばれる骨格構造と「Dress-Formation」と呼ばれる脱着構造が大きな特徴です。
D-Frameとはフロント・サイド・リア・フロアといった構造を切れ目なく繋ぐことで、フレームの剛性を大幅に高めています。
この構造によってオープンカーでは不足がちになるボディ剛性を確保しています。D-Frameの採用によってボディ剛性が強化されたことに伴い、ボディ外板の一部を樹脂化して脱着可能な構造としています。
これをDress-Formationと呼び、車両購入後でもユーザーの好きな時に樹脂外板11パーツとヘッドライト・リアコンビランプを販売店で着せ替えすることが可能となっています。
エンジンもDVVTを採用した直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボへと変更され、マニュアルミッションは5速のまま変更なしですが、4速ATは7速スーパーアクティブシフト付CVTへと進化しています。
軽自動車にクーペ・カブリオレという新たなジャンルを持ち込んだ初代コペンは、熟成を重ねることで人気モデルへと成長しました。
確かにオープンにするとトランクルームは格納した屋根で一杯となり、トランクルームとして使えなくなるなどコンパクトな軽自動車故の不便さもありますが、オープンエア時の解放感とクーペにした際の快適な空調を実現したコペンは稀有な存在です。
更に2代目では外装を変化させることで自分だけのコペンを作ることも可能となっていて趣味に特化したクルマとして最高の相棒と思います。
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