フォレスターはスバルのクロスオーバーSUVで、ラダーフレームではなくモノコック構造ですが、高速道路からオフロード走行まであらゆる状況での使用が考慮されたクルマとなっています。
フォレスターはスバルが誇る水平対向エンジンと4輪駆動を組み合わせたシンメトリカルAWDが採用されており、エンジンとドライブレーンが左右対称というバランスの良さが売りとなっており世界で高い評価を受けています。
現行型はそのミドルサイズSUVの4代目となっており、路面状況に合わせて走行モードを選択できる「SI-DRIVE」やエンジン・ミッション・AWD・横滑り防止装置の統合制御を行う事で駆動力やブレーキを適切にコントロールする「X-MODE」と呼ばれるAWDシステムが用意されています。
また、今回からスバルの誇る衝突予防装置である「アイサイト」が設定されており、距離と形状が認識可能なステレオカメラにより前方の様子を常に監視し、クルマの他にも歩行者や自転車・ガードレールまでも認識し必要に応じて自動的にブレーキの制御を行ってアシストしてくれます。
他にもほぼ全てのグレードにSRSサイドエアバックとSRSカーテンエアバッグを標準設定するなど、安全性に高い配慮がされています。
2015年10月にはマイナーチェンジが行われ、外観に関してはフロントマスクとリアコンビランプの刷新が行われました。
内装も質感の向上を目的とした改良が加えられた他に、カラー液晶によるマルチインフォメーションディスプレイが装備され必要な情報を分かりやすくドライバーに伝えることが可能となりました。
アイサイトに関しても車線逸脱の危険がある時に抑制する「アクティブレーンキープ」の追加や、スバル初の機能として対向車を検知してヘッドランプのハイビーム照射範囲を無段階で調整する「アダプティブドライビングビーム」が用意される等、安全性能に磨きがかけられています。
高い走行性能と安全システム
数あるSUVモデルの中でもオンロードとオフロードを問わない高い走行性能と、安全に対する先進のシステムを高度なバランスで兼ね備えたクルマはフォレスターしか存在しないともいえます。
今はSUVがブームとなっており、オフロード走行をメインとする人以外にもファミリーカーとして高い着座位置による見晴らしの良さや機能性の高さから購入される人も多いです。
そういう方には万が一の際の家族の安全も考えて欲しく、フォレスターの安全性能は有効だと思いますので検討の価値はあるクルマだと思います。