ハイブリッドのパイオニア的存在といえばトヨタのプリウスです。
プリウスの歴史は1996年にさかのぼります、東京モーターショーに参考出品車として展示されたのが最初でした。
その当時はまるで夢の機関のようにも感じていたハイブリッドシステムですが、今ではプリウスを始め様々な車に搭載されるようになっています。
新型プリウスはデザインも斬新で近未来カーにふさわしい外観となっています。主なグレードとしてはスタンダードなクラスであるEシリーズとSツーリングセレクション、そしてAプレミアムとなっています。
Eシリーズは燃費性能に優れリッター当たり40kmを超える燃費性能となっています。
そんなプリウスの特徴はなんといっても世界初の量産ハイブリッド専用車であるというところです。
前述したとおり燃費性能に優れ、プリウスとしてモデルチェンジするごとにより改善されていっていますのでどんんどん燃費性能は良くなっています。
もちろん最近では他にもハイブリッド車は多く販売されるようになっていますがそんな様々なハイブリッド車の中でも上位に入る燃費性能を誇っています。
燃費が良いプリウスはそのまま環境に優しい車ということになります。日本において「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得している数少ない車がプリウスなのです。
そういった意味でプリウスは地球に非常に優しい車と言えます。乗っていても周りから環境を考えている優しい人といったイメージで見られるかもしれませんね。
ハイブリッド車のメリットは燃費の良さ以外にもあります。
まずは静粛性の高さです。吸音、遮音性が考えられて開発されているだけでなくEVドライブモードにすることでより一層静かな運転空間を実現しています。住宅街などで車の走行音を気にすることなく走ることができます。
ハイブリッドシステムは新しいシステムです。
突然故障したりしないかといった心配をする方もまだ多くいらっしゃるようです。
確かに普通のガソリン車と比べたら複雑な仕組みになっていますので壊れやすいのではと思ってしまうかもしれませんが実際のところ他のトヨタ車とほとんど変わらない耐久性があります。
プリウスの場合逆に新しいシステムによって車両価格は高く設定されています。
もちろん燃費はいいのですからその分お得ではないかとも思えますが、プリウスを選択される方は燃費だけでなくそのデザインや走行性能など総合的に評価して購入されるかたが多いようです。
今やプリウスは普通の車同様走りやデザインでも同じ土俵に上がったと言えます。