コンパクトカーの中で特に人気なのが、ホンダのフィットです。
フィットの特徴として、コンパクトカーの中でも、特に車内が広々しています。
ホンダ独自の技術である、センタータンクレイアウトのおかげで、ゆったりとした後部座席で、トランクルームにも十分に荷物を積むことが可能です。
室内の高さは、同タイプの車の中でも、最も高さがあるので、後部座席に座っても、圧迫感を感じません。
ハイブリットとガソリンの2タイプ
フィットには、ハイブリッドとガソリンエンジンの2タイプがあります。
どちらも燃費の良い車ですが、ハイブリッド車は特に、トップレベルの燃費の良さを誇っています。
ガソリンエンジンタイプにおいても、同じタイプのコンパクトカーの中でも、上位の燃費の良さです。
ここで、フィットのメリットについてですが、コンパクトカーなので、小回りがきいて、駐車もしやすく、初心者や運転が苦手の方には、特に運転しやすい車です。
また、燃費が良いだけでなく、エンジンパワーにも定評があるので、運転が得意な方や運転が好きな方でも、十分ドライブを楽しむことができます。
フィットの買取
ところが、長年乗っていると別の車に乗りたくなるので、いずれ手放す日が来るでしょう。
そんな時のためのフィットの買取についてですが、まず、買取相場は2,3年落ちなら50万以上にはなります。
しかも、走行距離が5万kmを超えている場合でも、50万以上のケースがあるようです。
ところが、10年となると急激に買取価格が下がります。
しかし、他の車種に比べたら人気があるので、10年以上落ち、または走行距離が10万km以上にもかかわらず、数万円程度は値段がつくようです。
ただ、フィットは人気の大衆車で、プレミア価値が付加される期待はありません。
買取の際は、適当な年数を考慮すべきでしょう。
マイナーチェンジ
さて、フィットの最新モデルですが、2015年9月25日にマイナーチェンジが行われました。
主な変更点として、エクステリアのデザイン変更とボディカラーの追加です。
まず、フロントグリルをさらに立体的で質感が高いデザインに変更、ハイブリッド車のフルホイールキャップをよりシャープなデザインに変更、さらに、ハイブリッド車のボディカラーについて、プレミアムブルーオパール・メタリックとミッドナイトブルービーム・メタリックが追加されました。
今回のマイナーチェンジでは、エンジンのラインナップ変更は無かったですが、近い将来、2013年11月にホンダが発表した、新型のターボエンジンが搭載される可能性が高いです。
また、ホンダの最新技術として、ダウンサイジングとホンダセンシングの2点が注目されています。
ダウンサイジングは、燃費を向上させることが目的で、排気量を小さくしつつ、ターボチャージャーやスーパーチャージャーでの過給で動力性能を確保すること。
ホンダセンシングは、歩行者対応の自動ブレーキと前走車を自動追従できる、アダプティブクルーズコントロールという、最先端の安全快適技術です。
これら2つの技術は、今後、フィットのマイナーチェンジやフルモデルチェンジに大いに貢献するはずです。