ホンダ CR-Zは環境負荷の軽減が優先され運転する楽しさがスポイルされていると言われるハイブリッドカーでも、スポーツタイプ車として走る楽しさを実現できることを示したクルマです。
CR-Zの特徴としてエンジンには直列4気筒1500ccSOHC i-VTECが用意されていて、1バルブ休止VTEC機構を採用することで低回転時には吸気バルブの片方を休止させて、燃費性能の向上と低回転時のトルクと高回転時のパワーを向上させています。
このエンジンにIMAシステムを組み合わせることで2000ccエンジン並の加速性能と低回転トルクを実現させています。
更にこのエンジンをCR-Zの低いボンネットに収める為に様々な工夫が凝らされており、1300ccエンジンのシリンダーヘッドの流用や、インテークマニホールドやエアクリーナーの形状をボンネットに合わせたフラットな物にされています。
このエンジンを徹底した整流処理を行う事で空力性能に不利なショート&ワイドなボディでありながら2代目インサイトと同等の空力性能を実現したボディに収められています。
CR-Zのドライビングポジションは低く、スポーツカーとして有名なシビック・タイプRよりも座面が30mm近く低く設定されたことで非常にスポーティーな演出がされています。
そして後部座席は2名分用意されていますが後部は非常に窮屈な空間となっていて、大人が長時間にわたって着席するには不向きだといえます。
CR-Zはハイブリッドシステム制御を筆頭にドライブ・バイ・ワイヤ、CVT変速制御、電動パワーステアリング、エアコンなどを統合制御しており、走行性能と燃費性能を実現した「ノーマルモード」、エンジンのトルク感を強調し手応えのあるハンドリングに設定することでスポーツ性を増した「スポーツモード」、実燃費向上を重視しエンジン効率を優先させた「ECONモード」と3種類のドライブモードが備えられており、その日の気分や状況に応じて手軽にモードが切り替えられるようになっています。
CR-Zはスポーツカーと呼べるだけの走行性能は有しておらず、あくまでもスポーティーカーに分類されるクルマですが、ハイブリッドカーでも運転する楽しさを追求した姿勢は高く評価できると思います。
ハイブリッドカーとしての高い燃費性能はそのままに、キビキビと走るスポーティーなクルマが欲しいと思われている方にCR-Zはピッタリでおススメしたいです。
クルマを賢く買い替える方法とは?
まずは今の愛車を高く売却することを考えましょう!
今乗っている愛車は下取りではなく、車一括査定サービスを利用して高額買取してくれる業者を探しましょう。統計によれば、下取りより買取業者の方が平均16万円も高く買ってもらえたという結果が出ています。
少しでも高く車を買い取ってもらうことで次の車の資金にもなりますし、オプションを追加することもできます。
おすすめの一括査定サービスはズバットで、何と言っても無料で10社から同時査定を受けることができるのは魅力です。
次に中古車情報を集め始めましょう!
ほしい車の条件を可能な範囲で登録して待つだけ!
入力された情報をもとに、車探しのプロから、おすすめの車を提案してもらえる無料サービスです。