車を買ったらいろいろなメンテナンスの必要性が出てきますが、正しくメンテナンスすることは安全につながると同時に車の価値を下げないことにもつながります。
車の価値を下げないというのは単純に売る時の値段を高くするために車の状態を維持しておくということになりますが、この売る時の価格を保つために必要以上に高いお金をかけてメンテナンスするというのでは意味がありません。当然ですね。
余分なことをせずに必要最低限のメンテナンスで安全性を維持しておきながら残ったお金というのは結局はその車を売る時の価格にプラスしてみることができる価値となります。
つまり、過剰なメンテナンスをしないということで浮いたお金は車を売る時の価格の一部を先に受け取ったと考えるということです。
基本は洗車
具体的には車のメンテナンスの主な項目の内、日常的にするのは洗車だと思います。
洗車は時間と手間とのバランスで言えば洗車機を使うのが効率的だと思っています。車の汚れをマメに落とすことは水汚れなど後になって取りづらくなることもあるので大切なことです。
そして洗車時に掃除機を使って車内の細かいゴミを取り除いておくことも忘れずにしておきましょう。
また、メンテナンス以前に車の中でタバコは吸わないことやもしシートに汚れが付いたらすぐにふき取るということなどは常識ですね。
また、あまり強い香りの芳香剤を使っていると車内についてしまうので注意しましょう。
消耗品の定期的な交換
この他に消耗品の交換も安全のためには欠かせません。
しかし、ディーラーやガソリンスタンドやカー用品店のいいなりになる必要もありません。
これらの店ではたとえばオイル交換は「車のために3,000kmごとがおすすめ」なんて言われますし、次の交換時期が3,000km後の距離を書いたシールが貼られたりします。
一度自分の車のメンテナンスノートを読んでみてください。
車を作った会社はそんな距離での交換を求めてはいません。
ターボ車でも6,000kmくらいターボなしなら10,000kmくらいのはずですよ。
オイルフィルターも同様です。オイル交換ごとに変える必要などありません。
ターボ車以外なら20,000Kmくらいですから、オイル交換の2回に1回でOKですね。
ブレーキ液なんかも何もなければ車検時に交換で十分です。
こういう消耗品の交換は車検時のチェックでやたら勧誘されますが、自分の車のメンテナンスノートを良く読んできちんと自分で判断してください。
車の価値を下げずに正しくメンテナンスすることとは、実はシンプルに必要なメンテナンスや洗車をして愛情を持って乗るということがすべてだと思います。