2013年頃、ダイハツの「ミラ」を売却しました。
当時の私は京都在住で、ミラは主に通勤・レジャー用に使用していました。
このミラは元々中古車で走行距離も既に10万キロを突破し、ボディに目立つ生々しいキズがある車です。
それでも基本的に一人、もしくは二人で乗ることがほとんどで、ダイハツのミラ特有の燃費の良さもあって、使用していて不便なことは特にありませんでした。
軽自動車ということで、坂道を上る際に馬力があまり出ないという欠点はありましたが、私の地域は高低差のある土地ではないため、普段はほとんど気にならない点です。
そんなミラを手放すきっかけになったのは、転職のために京都から岐阜へと引越しを決めたことです。
家具や日用品と一緒に車も移動させよう、と考えていましたが、生活環境やスペース、車の使用頻度を考えると、売ってしまった方がいいと結論づけました。
売却をするお店は特に考えていませんでしたが、何となく通勤の際に目についていた中古車販売店で売ることを決めました。
売却価格は軽自動車の最低価格である5,000円。年数やキズを考えれば、それでも仕方ないかなと、その時は思い、そのまま売却の契約を行いました。
ところが、引越しも終わって岐阜にも慣れ始めた頃、地元の友人とミラを売却した話をしたところ、「それはもったいないことをしたな」と言われました。
どういうことなのか詳しく聞くと、友人の知り合いがほとんど同じ条件の車を大手中古車販売店で売却したところ、私の10倍、つまり5万円で売却できたとのことです。
車種こそ違えど、年数やキズなどは私のミラとほぼ同程度だそうで、おそらく同じくらいの価格になっていたと思われます。後で調べたところ、大手の中古自動車販売店の場合、店舗が全国展開しています。
そのため、中古車の需要がある地域で販売するなど独自の販売ルートがあるらしく、車の査定は高値の傾向になるそうです。
私が実際に売却した店舗は、地域の自動車販売店でした。
当時はとにかく車を処分してしまおうと考えていたので、あまり売価に関しては深く考えませんでした。
しかし、5000円と5万円の違いは大きく、少しの手間を惜しんだせいでかなり損をしてしまったような感じがします。
私の住む地域には中古車販売店の数も少なくないので、様々な場所で見積もりをとっていけば、よりいい値段で売ることができたかと思うと残念です。
どうせなら少しでも高く売る努力をするべきだったかな、と後悔の残る結果でした。