車を愛することが一番です
まず大事なことは「車」を単なる乗り物ではなく、「愛」することが一番です。
売却において大事なのはどれくらい大事にしてきたかで決まると思います。
洗車やメンテナンスなどやろうと思えばキリがないのですが、それをやったか、やってないかの違いで売却価格が変わってきます。
洗車でもだいたいの人が、見える部分だけキレイにすればいいだろうと思ってるでしょうが、見えない所こそ重要な部分です。
なぜかというと、砂や泥、冬になれば凍結防止の融雪剤がまかれ、車の腹下にはベットリついてるのが現状です。
それが錆や腐食の原因になります。
砂や泥などは乾きが悪く濡れた状態で長時間いる為に錆や腐食の原因になります。
日頃の積み重ね、せめて月1でも洗車、車を大事にする日を作るのがいいと思います。
もちろん、車内も同じようにするのがいいと思います。
それにより車の異常に早期発見できる事もあり、修理費用も安くですみます。
メンテナンスも自分でやろうと思えば、バッテリー交換、エアフィルター交換、オイル交換など意外と簡単にできるものです。
見て、触って、エンジン音を聞くことも重要やメンテナンスの部分です。
今はネットでいろいろ検索できる時代なので、DIYでやると愛着も自然とわいてくると思います。
自分でも簡単な定期点検をするのと、しないのでは後々違ってくるので、半年に一回は点検するなどして、自信がなければ、ディーラーにお願いするなどするべきです。
もちろんお金はかかりますが、その分、「安心」が買えればいいのではないでしょうか。
いざ、自分が中古車を購入するとき、どのような車だったら購入したいかを考えるとやるべき事もみえてくるのではないでしょうか。
乗り方にかんしては女の子を扱うように優しい乗り方をすると、燃費にもよく、環境にもよい、一石二鳥になりますね。
急発進、急停車など荒い運転は事故の元ですし、車にも悪影響が後々でてきます。
走行距離や年式なども売却には関連してきますが、そんなの気にしてたらどこにも行けないので、それは気にせず、「愛車」を大事にしようっていう気持ちが一番大切な事と思います。
ディーラーやショップ店員などは毎日車を見てるので、どれくらい大事にされてきたかがわかるので、売却前夜の一夜漬けをしたってバレてしまいます。
洗車にしろ、メンテナンスにしろ、定期的にみる、触る、聞く「定期点検」そして「愛車」を大事にする気持ちが売却のときに活きてくる部分でしょう。
車査定の重要なポイントは見た目を綺麗にすること
業者が車買取する際は細かく査定を行いますが、具体的に何を見ているのかを考えてみましょう。
特に日本だけのようなのですが、車体に傷がありますと、それだけで査定が下がってしまいます。
ちなみに多少のこすり傷なら査定には関係ないという国もあるということですが、それは車を止める時に車の角を当てて運転するドライバーが海外には多いからだといわれています。
しかしながら、日本ではものに当てないように運転を行うことがステータスとされており、どこかに当ててしまったところで大きな問題に捉えられてしまうのです。
また、擦り傷については特にかまわないという国もあるといいましたが、どこかに大きなへこみがあったり、錆が見つかったりした場合はさすがに何かあった時に傷みやすくなることもあって、そこは大きなマイナスポイントになってしまいます。へこみや錆に関しては擦り傷よりは悪い査定となります。
ただ、傷つけた、へこんだ、さびたということで修理に出しても、それが修理履歴として車検証に残りますので、車買取査定としてはどうかといった部分はあります。
そして、見た目は外側だけではありません。
中がきれいに掃除されていなければ、それも保存状態がよくないということで車買取査定をマイナスにされてしまうこともありますので、普段から自分で車の中に掃除機を持っていって掃除する、できる限り汚さないということを徹底しておいてももらいたいです。
きれいに保たれていることが見た目では必要なことなのです。
エンジンルームは定期的な点検が必要です
ここは最も重要なところであり、故障していたら大きな事故になってしまうようなところですので、慎重に見ていく必要があります。
部品に問題がないかをひとまわりみて、故障する可能性があるかどうか、あればどこを修理しなければならないのかを含めて査定を割り出す必要があります。
もちろん、車検以外の時期でも定期的にメンテナンスを行い、故障しそうな気配がないようにしていれば、査定が高くなり、いい形で車買取してもらえると思いますが、決められたとおりにメンテナンスを行っていない、車検の時しかメンテナンスはしないという方ですと、査定が下がっても仕方がありません。
それは故障のリスクが潜在的に備わっているからです。
また、車買取してもらうための前提である、安全に運転することができる、で考えてみますと、エンジンルームを見て、定期的な消耗品の交換、それ以外の部品の交換が適正に行われ、事故や故障もなく走り続けることができていれば、走行距離が長くなっていることによるリスクで査定が下がる分があったとしても、それなりの査定をもらうことができるはずです。
ただ、エンジンルームをきれいにして、とは言いましたが、エンジンの中を水で洗うようなことを言っているわけではありません。
エンジンルームの中のものがさび付かないようにエンジンがスムーズに動き、ラジエーターでエンジンが冷やされて、空気がエアフィルターを通して入ってくるといったように、車としてスムーズに動く状態を作ることを言っています。
それが車買取してもらう大前提なのです。
車の足回りも普段からしっかり整備しておきましょう
車ですから、もちろん車の下、つまりタイヤまわり、マフラー、トランスミッションといった部分についても確認しなければなりません。
タイヤ周りですと、ブレーキディスクの状態、ホイールの状態、タイヤの状態、シャフトの状態などがあり、マフラーですと、排気ガスの量が適正か、穴が開いていないかなどがあり、トランスミッションはギアがしっかりとかみ合っているかどうかなどがあります。
そうしたところに問題がありますと、部品交換ということになりますので、その分マイナスにはなってしまいます。
これも安全に運転するためには必要なことで、業者が車買取する判断材料として見ることになります。
ちなみに、ブレーキオイル、トランスミッションオイルにつきましては、エンジンルームを見る時に確認を行います。
隅々まで確認を行わないと、安全に運転することができる車かどうかの判断はつけられませんし、リスクがどうなのかもわからないということで車買取する際には下までもれなく見ることになっています。
また、マフラーに関しましては、排気ガスの問題もありますし、音の問題もあります。
これらで問題がある場合は整備不良という形で罰金と減点がされてしまいますので、改造されているものに関しては、引き取ってもらえないこともあることは認識しておきましょう。
そうして、安全で基準に則った車を引き取ってもらい、車買取として取引が成立するのです。
そんなに細かいところまで見るのって思うかもしれませんが、それもすべては安全のためであり、たとえ車検に通ったとしても途中で何か問題があったら、車買取した業者が責任を追及されることになりますし、整備がちゃんとできていたかどうかについても調べられてしまい、その車を買うことになった方が多額の出費をしなければならないことにもなります。
しかし、そこで気づいていれば、修理をして元気に走るようになる可能性が高ければ、ちゃんと車買取してくれるはずです。
また、長く走ることができている車というのは、メンテナンスが行き届いていることが第一条件になります。
そのうえで、オーナーあるいは運転手が安全に運転を行うことによって、成り立っていることははっきりしています。
確かにリスクがあるといっても、修理しても走るのは難しい、修理自体が困難と判断された場合は廃車という選択肢を取らなければならなくなりますが、可能性があるのであれば、業者は車買取して、それを修理して販売しても利益を出せるということを考えているはずです。
つまり、走ることができないとなれば、どうすることもできませんが、ちょっとした修理をすれば、中古車として出しても売れるという勝算がなければ、車買取しないということです。
もちろん、故障のリスクがなければ問題がないのですが、必ずしもそうはいかないから、細かく見て、リスクの度合いを見極めなければならないのです。
車買取の査定は安全と乗り心地のために
車買取をするためには査定を受けなければならないこと、査定を受けるのは安全性を確認したり、次のオーナーが気持ちよく乗れることを確認したりするためであることはわかっていただけたのではないでしょうか?
それらを確認ためには、細かく隅々まで見ていかなければなりませんから時間がかかることは仕方ないことですし、査定結果が厳しいと思っていても、ちゃんとした説明をしてもらうことが前提にはなりますが、納得のいく結果にはなっているはずです。
また、乗り心地という面で考えていきますと、内装がきれいになっていて、いろんなものが設置されていることで快適に乗ることができるかと思いますが、内装の部分についても故障があってはその価値がなくなり査定が下がってしまうということは理解しておかなければなりません。
特に最近ではカーナビが必須条件と考えている中古車ユーザーも少なくはないと思いますから、カーナビが正常に動作するというということはごく普通のことになりつつあります。
それらを含めて、車買取価格が確定して取引となるのです。
そして、車買取してもらうのに厳しいと思っていろいろ回っていてもさほど変わらない理由もなんとなくわかると思いますが、見るのは人の目ですから、少しは差が出ても大きく差が出るとはあまり考えられません。
ある程度の統一された基準が査定にはあると思いますので、それに従っているかどうかについては個人差が出ないということも言えるのではないでしょうか。