10年ほど前から日本ではミニバンの人気が出始め、今では多くの人がミニバンに乗っています。
ミニバンは室内が広いため子供がいる家庭には大変便利です。
荷物をたくさん詰めますので、旅行などに行くときに便利ですし、子供の友達などを連れて出かけるときにも使いやすいというメリットがあります。
また最近は子供がいない家庭でもミニバンに乗っている人が結構たくさんいます。
引退した夫婦などでミニバンを所有している人がたくさんいます。
楽に移動できますので、旅行などではセダンよりも楽なのが好まれているようです。
ミニバンには「フルサイズミニバン」と「ミドルサイズミニバン」の2種類
フルサイズミニバンは「トヨタ・アルファード」、「ニッサン・エルグランド」、「ホンダ・オデッセイ」などが知られていますが、全長は4.9m前後で大変大きな車です。
また「トヨタ・ヴェルファイア」というモデルもありますが、これはアルファードの兄弟車で、アルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツテンで販売されていて価格は同じです。
アルファード・ヴェルファイアは先日フルモデルチェンジして、大幅に性能がアップしました。
排気量は直4・2.4リッターとV6・3.5リッター、そしてハイブリッドの3種類ですが、今回ハイブリッドがラインナップされたことが注目ポイントです。
またサスペンションの構造も変更され、より安定した走りができるようになったのがポイントです。
しかし価格は大幅に上昇してもっとも安いガソリンモデルで300万円強、ハイブリッドのもっとも高価なモデルだと700万円を超えます。
ミニバンは車重が大きいため燃費が悪いですが、ハイブリッドで大幅に燃費が向上したので資金に余裕がある人はこのモデルがオススメです。
一方、エルグランドは登場してからかなりの年月が経っていますのでアルファード、ヴェルファイアに比べると設計が古いというデメリットがあります。
またオデッセイは登場して間もないモデルですが、なぜかあまり人気がありません。昔はオデッセイは人気車種でしたが。
もう一つのミドルサイズミニバンは様々なモデルがあり選択肢はたくさんあります。
「ホンダ・ステップワゴン」、「トヨタ・ヴォクシー」、「トヨタ・ノア」、「ニッサン・セレナ」などです。
ヴォクシーとノアは、兄弟車でヴォクシーはネッツ店でノアはカローラ店で販売され価格は同じです。
これらのモデルの価格は250~300万円が一般的で全長は4.6m前後ですので、フルサイズミニバンに比べると扱いやすく女性でも楽に運転できます。
こうしたミドルサイズミニバンのオーナーの多くは小さな子供がいる家庭で、こうした家庭が使いやすいように設計されています。
ミドルサイズでハイブリッドをラインナップしているのはノア、ヴォクシーでプリウスと同じユニットを搭載していますので、燃費も良く経済的です。ですので燃費の良い車に乗りたいという人にはノア・ヴォクシーはオススメだと思います。
しかし一番のオススメは「ホンダ・ステップワゴン」です。
ステップワゴンは一番最後にモデルチェンジした新しいモデルですので、様々な最新技術や装備が着いています。
エンジンは1.5リッターのターボエンジンで今、流行のダウンサイジングエンジンですので燃費がよいのが特徴です。
またリアゲートは、2分割されていてドアを横に開くことができます。
こうした技術は世界初で大変注目されています。
ミドルサイズのミニバンは価格もサイズも似たり寄ったりで、車にあまり興味がない人は最も安いモデルを購入すればよいと思いますが、それぞれに特徴があります。