これから冬に向けて人気が出るSUV。
そこで一風変わったデザインの車があります。
それが日産ジュークです。
2010年に発売されたジュークは当初1,500ccのFFモデルのみの発売でした。
2,000cc以上のSUVは多く出ていましたが、ここで小型のSUVを日産が出した事で話題になりました。
後にホンダのヴェゼルやマツダのCX-3などが追従して出していますが、ジュークがその先駆けになったと言ってもいいでしょう。
ジュークの個性的なデザイン
ジュークのデザインを見て賛否両論ありました。
個性が強すぎるのか「顔つきがかっこ悪い」だとか「ボテっとしている」と言ったイメージが言われました。
しかし、見慣れてくるとこの味が伝わったのか興味を持つ人が増えました。
テールランプは日産のフェアレディZのようなデザインにしスポーティー感も残してあります。
ターボグレード
強い個性が受け入れられ追加グレードが出ます。
それが、16GTというグレードで1,600ccのターボエンジンを搭載したモデルです。
ターボが廃止になってから何人も経ちますが、ここでターボを出した事が車好きには受けました。
1,500ccが114馬力に対してこの1,600ccは190馬力ものパワーがあります。
この16GTには4WDモデルも同時に発売されました。
4WDのシステムも拘られトルクベクトル機能があり前後のトルク配分をする事でコーナーリングがスムーズに出来るように作られています。
他にも全グレード共通ですがインテリジェントコントロールディスプレイと言われる、エアコンの表示モニターを利用して切り替える事でドライブモードの設定が出来ます。
エコ重視だったりスポーツモードだったりと切り替えが出来るので面白いです。
クルマ好きにはジュークNISMO
さらにこのジュークには車好きを煽るグレードがあります。
それが、ジュークNISMOです。
日産のチューニングメーカーNISMOがセッティングした走りに特化させたジュークがあります。
NISMOが出た後に、NISMO RSと言う更に強化されたグレードもあります。
NISMO RSになるとパワーも214馬力まで上げられ現代の燃費重視の車とはかけ離れますが面白い車に仕上げています。NISMOは4WDしかありません。
4WDの必要ない地域なら1,500ccのFFでも燃費も悪くないので十分だと思います。
ですが、どうせジュークに乗るならターボが魅力的だと思いませんか?
SUVですから雪道や悪路にも強くなおかつ走りもいい、乗っていて楽しい車です。
この日産ジューク、乗る価値が十分にある車です。