モデルチェンジしている車は査定額が下がります
同じ車種でも年式によって見た目が違っているのはモデルチェンジをしているからですが、モデルチェンの話しが世に出てくるようになると、その前のモデルの車が多く中古車市場に流通するようになると言われているのは、モデルチェンジをした後だと車査定額が下がりやすくなるためです。
ニューモデルが出ることを知った時点で近いうちに車を売却しようと検討していた人は売ることをおすすめしますが、モデルチェンジの時期については企業秘密にもなっているので、タイミングを計るのは難しい部分もあります。
車査定などを受けて売却する人が増えるということは相対的に販売される金額が下がることになるはずですが、最初の頃はそこまで金額が落ちることはなく型落ちになった安めの中古車の購入を狙っている人が多いことが理由の一つとしてあります。
ただし、モデルチェンジをしたからと言って前の型より必ずしも車査定の金額が下がってしまうということはなく、場合によっては前の型の価値の方が高いことによってモデルチェンジ前の方が高く売ることができることがあります。
そのため、モデルチェンジが発表されたからと言って慌てて売却しようとするのではなく、どれくらいの需要があるかということなども販売される新しいタイプのものを見て予想するとよいかもしれません。
また、売る場合は一括査定サイトなどを利用してできるだけ多くの業者に比較してもらうようにすることも忘れないようにしましょう。
不人気車種の場合
愛車を売却しようと検討している場合に人気がある車種であれば、高値で売却することができますが、あまり人気がない車種の車を売る場合は自分が思っているよりも車査定で提示される金額は少ない場合があります。
これは車査定で提示される金額というのが需要や供給のバランスによって決まっているのが理由の一つとしてありますが、需要が多い車というのはそれだけ相対的に価値が高まるため少々古くても買い手がいるため高く売ることができます。
反対に需要が少ない車というのはそれだけ相対的な価値が下がりやすくなっている車種であるため、あまり高値で売却することができない場合も多いのですが、特に多くの人があまり望まないような車体カラーをしている場合や嗜好性が強い場合は需要が少なく車査定額は下がることが多くなっています。
自分が所有している車をどれくらいの金額で売ることができるのかという情報に関してはインターネット上の車一括査定を利用することでも簡単に知ることができるようになっていますが、複数の業者を比較することがポイントの一つにもなってきます。
また、極端に需要が少ない車については業者に売却をするよりも個人売却で売却するメリットの方が高い場合もあるので事前に検討することをおすすめします。
廃車で迷っている場合は廃車料金を支払うことなく買い取りしてくれるような廃車業者も最近は増えているので、できるだけ現金化することができるように心がけましょう。
車体のカラーによっても査定金額は変わります
車査定を受けて思ったよりも提示される金額が少ない場合の理由として考えられる要素の一つに車体カラーがありますが、新車を購入する場合は自分で色を決めて購入し、色によってそこまで購入における金額が変わるようなことはありません。
しかし、これが中古車売買になってくると車体の色だけで販売されている価格や売ろうとしている車の査定金額が異なるケースもありますが、中古車というのは基本的に需要と供給のバランスで成り立っているからで需要が多くなってくると価値は上がり、需要は少なくなると価値は下がるという単純な側面もあります。
人気な色になるとそれだけ需要が増えるので価値が高くなり売価が高くなるというものですが、特に安定している人気カラーとしてはブラックやホワイトになっており、これらの色は人気色として各車種で共通しています。
それ以外で濃い色になってくると需要は極端に少なくなってくるので価値は下がってしまう傾向にありますが、インターネット上には自分が売却しようとしている車の色が欲しい人もいるはずなので、個人売却すると意外と高値で売れることもあります。
車査定サイトを利用する際にインターネットで査定を受ける場合は専用のフォームへ入力する際に色を選択する項目があるかと思いますが、色によって提示される査定額は変わります。
ただ、年式が古い車になってくると純粋な走行性能がもっとも査定額に影響する要素になってくるため車体の色はあまり影響ありません。
車の状態が悪いと査定額は下がります
車査定を受けることで自分が乗っている車がどれくらいの金額なら売ることができるのか調べることができますが、車査定一括査定サイトを利用することでインターネットを使って複数の買い取り業者から査定を受けることもできるので、車検証の情報を元にして専用のフォームへ入力することですぐに査定を受けることができます。
ちなみに車査定を受けても高値で売却することができないケースとして、車の状態が悪い場合がありますが、見た目は良くてもエンジンから異音がする場合や全体的に年式から見て劣化が進んでいるような車だと価値はかなり下がってしまいます。
それでも一括査定を受けてみてそれぞれの買い取り業者が提示する金額を比較することをおすすめしますが、車の状態については実際に見て見ないと分からない部分でもあるため、一括査定を利用して高値で提示されたのに現物査定になるとかなり価値が下がっているようなケースもあります。
車の状態が悪くても走行性能が残っているのであれば売ることができる場合もあるので、最後まであきらめないで売る方法を考えていきたいものですが、可能であれば個人売却をするというのも方法としてあります。
個人売却をする際は名義変更を取引した人同士が話し合ってする人を決めなければなりませんが、それ以外にも現物確認は事前にしてもらっておくことや税金の支払いに対しての詳細な取り決めなども事前にきちんとしておくことを忘れないようにしましょう。
事故歴のある車でも売ることができます
一般的に事故歴や修復歴がある車というのは高値で売却することができないと言われていますが、車査定においても相場に比べるとかなり下がっているケースが多くなっています。
事故歴や修復歴がある車というのは単純に交通事故を起こして車に傷がついているという意味ではなく、大きな事故をすることによって車の走行性能に大きな影響を与えるフレーム部分に傷がついてしまいそれを修復したことのある車などが該当します。
事故歴のある車を少しでも高く売却したい場合でも一括車査定を利用するのは基本になってきますが、一括車査定はインターネットで複数の業者を簡単に査定することができるようになっているのが魅力です。
車査定サイトを利用する際に事故歴や修復歴の有無を問われることも少なくないと思いますが、事故歴や修復歴があるということを隠して車査定を受けても実査定の際に発覚するのが普通なので、きちんと知っている通りに情報を入力する必要があります。
車売却の方法にはいろいろあって、業者に売却する方法だけでなく個人的に購入したいという人を見つけて売却する方法もありますが、インターネットオークションなどを利用することでも簡単に調べることができます。
事故歴がある車でも売れないということはなく、海外に輸出経路を持っているところに対して売却するのであれば高値で売ることができるケースもあるので、買い取り業者を事前に色々調べておくことをおすすめします。
改造している車は査定額がダウンします
車が好きな人の中には自分でどんどん改造をしてカスタム車にしている人もいるかもしれませんが、基本的に改造したカスタム車というのは車査定においてマイナス要素になります。
中には改造やカスタムに数百万円という費用を費やして、最終的には車を購入する金額よりも高い金額を費やしてしまったという人もいるかもしれませんが、そんな大切にお金をかけてきたお金でも買い取りしてくれない場合があります。
なぜ、改造やカスタムしている車だと車査定でマイナスになってしまうのかというと、改造している車になると車検に通らない車も出てきますが、車検に通らないということは公道で走ることができないので所有する意味がないということになります。
安全性という面から考えても価値が落ちてしまうことになるわけですが、それだけでなく改造やカスタムが好きな人は自分の色があるわけで、他の人の改造した車に対してあまり興味がないというのも需要が少ない理由になります。
しかし、インターネットオークションなどに出品していると車査定で提示された金額よりもかなり高い金額で売却することができる場合もあるので、どうしても業者が買い取りしてくれなくて困っている場合はオークションを検討してみるとよいでしょう。
また、インターネットを使った取引方法はオークションだけでなく、他にもコミュニティサイトを活用した方法や個人売買サイトの利用などもあるのでいろいろと試してみるとよいでしょう。