私が車を買い替えたきっかけ
私が買った初めての車は、中古車でした。
もちろん最初からそう決めていた訳ではなく、新車を買うことの憧れはありました。
ですが私には勿体なさすぎる気がしてしまったのです。
それは自分が初心者ドライバーであり、新車などとは恐れ多くブツけてしまったりコスって傷をつけてしまうのではないか。それに新車は高いのでそれならば中古車で十分なのではないかと妥協してしまい、家族も同じような意見でしたので当時の自分は中古車を購入を決心いたしました。
その頃の私は車を買うなどというビッグイベントは初めての事でしたので、何の知識も持たず、お店の方から教わる情報や説明とCMイメージや好みから店頭で選ぶことになりました。
聞いたり見たりしていく中で、やはり新品とは違う型落ちの物や少し劣るスペックに新車へのあこがれがふつふつと舞い戻ってきたのですが、いやいやダメだと思い直し最終的に軽自動車に決めました。
なんとなくのりやすく走りやすいのではないかと思い、金額もそこそこでしたのでそれに決め、あっさり購入してしまったこの判断は、後々後悔するものでした。
それは、自分が危惧していたよりも自分のドライブテクニックはあったようで、事故やコスってしまうようなことはなかったのです。(今思えば、過剰に心配をしすぎていたのだということに気づきます)
これならば、新車を買っていても良かったのではないだろうかとも思いましたが、いやいやそれはそれで良かったではないかと自分に言い聞かせ納得していました。
ある日、三人の友人達と出かけることになった時、車に乗せて行ってもらうことに。
その時の友人は新車の普通車でした。
乗せてもらうとやはり乗り心地が良く、外装も内装もきれいでかっこいいものでした。
やはり新車はいいねと言うと同じく乗り合わせていた友人も同意していました。
もう一人は同じく新車を買う予定だと言い、先程同意してくれた友人も買うときは新車にすると宣言していました。
その時に私も新車を買っていればよかったかもしれない、と後悔し始めました。
そしてそれは、ある日深い後悔に変わりました。
車を購入して一年が経つ頃、なんと突然エンジンがかからなくなってしまったのです。
中古車なので修理や部品を取り換えても、また同じようなことになるかもしれないうえに、古いパーツなどは余計にお金がかかってしまいます。それならばこれは乗り換えるしかないとなってしまいました。
もちろん落ち込みましたが、これは新車に買い替えるチャンスだったのだと言い聞かせ今度は色々と調べ、性能や自分の好みなどを色々と考慮したうえで新車を購入しました。
とても満足でしたが、前の車のローン支払いが終わっていなかったので財布事情は厳しかったです。
最初から新車を購入していればと反省いたしました。安物買いの銭失いとはよく言ったものです。
同じように悩んでいる方がいれば、私のように後悔しないよう是非とも妥協はせず、自分のお好きな車を新車で購入されることをオススメいたします。