若い頃からスポーツカーが好きで何台か乗り継いで来ましたが、結婚をして家族が増えた為にスポーツカーの居住性では大人数を乗せる事が難しいので、実用性を考えた車に乗り換えようと思い売却をしようと思いました。
売却をするに辺りどこに査定をお願いしようかと迷いましたが、購入をした販売店だと車の事に詳しいと思いましたし、車検でもお世話になっていましたので車を持ち込んで査定をしていただく事に致しました。
普段から顔見知りでしたし少々の優遇が聞く間柄でしたので、相場と同等の査定を付けていただけると思っていました。
実際に査定を受けた車ですが、スカイラインのR33型で走行距離は約6万キロ、当時の流行でとても流行りました人気の車です。98年モデルで売却当時は7年落ちでしたが、それでもマニアには評価の高い、査定がまだまだ付く人気の車種でした。
店頭に持ち込んでの査定でしたが、店内で待つ事30分ほどでスタッフの方から連絡があり、査定の結果が出たと言われました。
説明を受けながら見積もり料金を出していただきましたが、出された総見積もり額は15万円だと言われました。
ディーラーに訪れる前に世間一般の大体の見積額を自分で調べて行ったのですが、思っていた額と大幅に違っていましたし、いくらなんでもこの額では安すぎると思いましたので、どうしてこの額なのか店員さんに聞いてみました。
すると、ボディ全体のグレードは良いですし、内装も年式の割には綺麗にされていて、とても良い状態だと言われました。
足回りに至りましても普段から定期点検をしていましたのでオイル漏れの症状も無く良好でした。
ですが、前輪のサスペンションのボディマウントの所が錆付いており、このままではマウントが腐食をしてダンパーが突き抜けて危険になり、数年後には車検に通らなくなるので修理が必要で、その分の見積もりが落ちるという事でした。
状態には気が付いていましたし修理が必要だという事は分かっていましたが、いくらなんでも安すぎると思いましたし、納得の行く査定額では無かったので、少し考えさせてくださいと言い残し、別の修理業者経由で査定をしてもらう事になりました。
その後、知り合いの紹介で修理業者をやりつつ、中古車販売をされている業者に見積もりをしていただく事になりましたが、出された見積額は40万円でした。
予想以上に高額で先のディーラーと比べると25万も違っていましたし、査定額のあまりの違いに唖然としてしまいました。
内訳を聞いて見ますと錆びた部分のマウントを備品取り車から移植をして、溶接で仕上げるという事でした。
ディーラーにはその技術が無いので下請けに回すそうですが、その分の経費も引かれてしまい、結局は売り手側が損をすると言う事でした。
その後、納得が行きましたので売却をする事に致しました。
出された見積もりに妥協をしないで納得の行くまで色々と業者を回る事が、高く売れる秘訣だと思います。