車を売ると決めたらすぐ行動する!
車種やカラーによっては値崩れが少ない車もありますが、やはり車の買取価格は時間が経てば経つほど下がってくるものです。
また、夏と冬のボーナスシーズンは、車を購入する需要が高まるので売却タイミングのねらい目です。
中古車販売業者は販売シーズンに向けて中古車を仕入れなければいけないので、シーズンの数か月前に買取業者にアプローチしてみてはいかがでしょうか?
保管状態を良くする
車購入時の付属品は、日頃からしっかり良好な状態で保管しておきましょう。「取扱説明書」や「整備手帳」は査定に必要なので、車内に保管しておきましょう。
メーカー純正品以外のハンドル、マフラー、エアロパーツ、ホイールはマイナス要因になることが多いです。人気のオプションパーツだと買取業者によっては高く査定してくれることもあります。どの買取業者が高く買い取ってくれるのかは査定してもらうまでは分からないので、一括査定サービスで複数業者に査定してもらうことをおすすめします。純正品以外のパーツに交換した場合も純正部品を保管して査定時に業者に伝えましょう。
車はキレイに掃除が基本
買取金額の査定において車の年式や走行距離、色が重要な要素を占めますが、外装や内装の状態も一つの判断する材料になります。愛車が大切に乗られていたのかどうかは一目で分かります。
ぜひ、掃除機で車内の掃除はやっておきましょう!洗車もできれば良いでしょう。活躍してくれた愛車をキレイにして送り出してあげましょう。
自分でできる補修はやっておく
狭い道でバンパーをこすってしまったり、車を走行中に跳ね上がった小石が当たって小さなキズができたり、荷物を取り出す時に当たって細かなキズができたりすることはよくあります。
ちょっとした擦りキズだったらわざわざ修理に出さなくても自分で補修することができます。手順とやり方は簡単なのでコンパウンドで磨けばキレイになります。
しかし、自分でできないキズやへこみはどうしようもありません。キズやへこみの具合によって修理代に見合った査定額のアップも期待できませんし、修理している間に車を売るタイミングも遅くなるのでいいことありません。
キズやへこみのある状態で査定に出しましょう。
車のメンテナンスガイド
車を売ると決めてから高く売るためのポイントを調べて対応してもあまり査定額アップは期待できません。
もちろんやらないよりやったほうがいいのですが。
一番大事なことは日々大切に愛車を取り扱うことが車の価値を下げない方法なのです。
昔は車の寿命は「10年、10万キロ」って言われてたのですが、今は走行距離が20万キロでも何の問題もなく走ってくれます。車の技術革新によって性能や耐久性が上がってきています。日本車は特に安心感がありますね。
車の防ぐために、できるだけ負担を減らしてより長く、より状態を良く保つためには定期点検が欠かせません。
車検は初めて車を買ってから3年後、その後は2年ごとに車検を受けます。その時に消耗がひどくなってきた部品は交換した方がいいでしょう。しかし、使用状況にもよりますが部品ごとに寿命が異なるので、部品に合ったサイクルでメンテナンスしておきましょう。
エンジンオイルの交換
頻繁に交換すると言ったらエンジンオイルです。エンジンオイルは車の血液と言われていて、エンジンをスムーズに動かすためにエンジン内部の潤滑を行います。
一般的には、3,000キロ毎にオイル交換するのが理想だけれども5,000キロくらいでしょうと言われてきましたが、今は1万キロで交換しても問題がないと言われています。
これは、エンジンの工作技術の精度が上がったことでオイルの負担が減ってきたこと、オイルの品質が向上したことが主な要因です。
しかし、オイルの減りはしっかり管理しておきましょう。
オイルフィルターの交換
オイルフィルターとはエンジンオイルの中にある不純物をろ過して汚れを取り除くためのフィルターです。長い間使用することによってフィルターに汚れが詰まってきてオイルの不純物を取り除けなくなってきます。
できればオイル交換時に一緒に交換するか、オイル交換2回のうち1回は最低限交換しておきましょう。
バッテリーの交換
今はカーナビやスマホの充電などいろんな電気を使うアクセサリーが登場したためにバッテリーの負担が高くなっています。車を長時間動かしていない場合でも時計など微量ですが電気を消費しています。
バッテリーが弱くなると、エンジンが掛かりにくくなるので、電気をよく使っている方は特に定期的な点検と交換をおすすめします。
ゴムや樹脂部品の劣化に注意
走行不能や火災など問題を起こす要因の90%はゴムや樹脂部品の劣化によるものです。特に危険なのが燃料系や冷却系のゴムのホースや樹脂のパイプの破損です。ガソリンが漏れるトラブルになりかねません。
年数を重ねた車は定期点検が大切
車の主要部品は数多くありますが、聞いたことがない、どういう役割なのかよく分からない部品ばかりだと思います。どういうタイミングで交換すればよいのかいちいち調べるわけにはいかないので、整備工場で点検することをおすすめします。
年数が浅いうちは心配はいらないですが、10年以上超えた車でまだ交換していない部品がいつ故障するか分かりません。車検は2年毎ですが、年数が経つにつれて車検までの間に故障するかも分からないので、1年ごとの定期点検をしておくと安心感が高まると思います。