車売却の基礎知識

車を査定する側としては走行距離と事故歴が引っかかるポイント

メンテナンス

現在はガソリン価格の上昇により、燃費の良いハイブリッド車への買い替えを検討している方は今乗っている車を査定に出したらいくらになるのか、という点は気になる所でしょう。

車の価値を下げない点としては

・走行距離が少ない

・事故歴がない

・定期的に整備を行っている

等があります。

 

車を査定する側としては「走行距離」「事故歴」が一番引っかかるポイントではないでしょうか?

走行距離に関しては通常は一年一万キロ、という単純計算で考える事もありますが、買い物や家族の送り迎え等で毎日利用する人にとっては距離が伸びてしまっても仕方がない部分ではあります。

事故歴に関しては中古車に関して言えば「修復歴あり/なし」で記載される所ですが、部品の取替えだけですめば「修復歴なし」、部品の取替え以外に車体自体の修復が必要であれば「修復歴あり」となるので事故を起こしていなくても駐車時にこすっただけ、壁に少し当ててしまっただけだからと安心はできません。

車のメンテナンスについてはスポーツカーに乗ってる人よりもファミリーカーに乗ってる人が気をつけなければいけないポイントになります。

 

車検以外は車の点検をしないという車の場合、見えない所が故障している可能性が高いです。

車の価値というよりも命に関わる部分なので下記に当てはまる場合はすぐに点検した方が良いと思います。

・エンジンオイルをいつ交換したのか覚えてない(オイルフィルターも)

・冬場になかなかエンジンが掛からない

・直線を走っていてもハンドルが左、又は右に取られる感じがする

・タイヤがヒビ割れている

・最後にタイヤの空気圧をチェックした日が分からない

・ブレーキが利きづらい

・駐車場に液体が漏れた後が残っている

 

できれば半年に1回は点検したい

毎日乗る人であれば、半年に一回点検を行えばこれらの症状は全て解決できます。

綺麗に乗る、という事であれば個人的には洗車をマメに行う事が一番良いと思いますが、ガソリンスタンドにある自動洗車機ではなく、手洗い洗車をお勧めします。

自分でボディの隅々まで洗っていると細かいキズやへこみに気づく事ありますし、ボンネットを開けてエンジンルームを掃除するついでにエンジンオイル、ブレーキオイルの量の確認をする機会も増えます。

又、排水口にゴミが詰まってボディが腐食する、という事もあるのでボンネット、トランクルームに水をかけて水が排水されているかどうかも確認したい所です。

仕上げにワックスをかければ雨が降ってもタオルで拭くだけでピカピカになり、後のメンテナンスも楽になりますし、ワックスをかけている時にふとタイヤをみたらヒビ割れていたという事に気づけるかもしれません。

 

メンテナンスは日頃から車を色々な角度から見る機会を多く作る所から始まると思いますが、自分でできる事はなるべく自分で行い、専門知識が必要であればディーラー等による点検を「定期的」に行う事でトラブルなく価値の下がらない車を維持できると考えています。

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