車を売却する時のいくつかの大切なポイントがあります。
そもそも車自体に違った種類の価値があることを知っておかなければいけません。
ひとつは移動手段としての自動車の価値です。
これは誰でもが知っている価値で車そのものの性能や外観が価格に影響します。その車の新車時点での走行距離や出力や燃費や装備や外観などがどれだけ維持されているかということが大切になります。
なるべく走行距離が短い方が新車に近いので価値があり、外観に変化がない方がやはり価値があるということです。これが移動手段としての価値です。
希少価値
これ以外に車種によってはその車の人気度による希少価値も知っておく方が有利です。
たとえば、古くても程度が良ければハコ型スカイラインのGTRのようにプレミアム価格のつく車がありますし、新車に近い車なら、人気がある車は中古車も少ないため高く取引されることが多くなります。
これはそれぞれの車種に対する需要と供給との関係で価格が決まっていきます。
部品としての価値もあります
また、長く乗ってもう完全に中古車の価格リストから消えているような車でも、極端にいえば動かなくなった車でも部品のかたまりとしての価値やスクラップとしての価値があります。
古くなった部品は日本での価値はもちろんのこと、海外に輸出された中古車の修理用部品として輸出されています。その部品としての価値があります。
よっぽど程度が悪い車は鉄クズとしての価値があり、再度新しい鉄に生まれ変わっていきます。
確認しておくべき価値
最後に車そのものではなく、車に付随する価値が残っています。
それは税金や保険料です。
車を廃車にすると車検時に支払った重量税や自賠責保険の保険料そして毎年支払っている自動車税の保険料が残りの割合で戻ってきます。このことはほとんどの人が知りません。
ですから業者によっては下取りの車に対して「この車は古いのでもう値段が付きません。ですから通常は廃車の処分費用をもらうのですが、今回は無料にしておきます。」なんていって無料で引き取って廃車処分にして残り期限分の税や保険料の還付を受けたりします。
もし廃車にするような車だったら、重量税や自賠責は車検の残を調べてください。
そして自動車税は翌年の5月分まで先に支払っていますから残りの期間がどれくらいあるかを調べてみてください。
この車に付随する価値を覚えておくと下取り交渉を有利に交渉できます。
このように車にはいろいろな面で価値がありますのでその価値をきちんと知っておくことが車の売却時の交渉に役立ちます。ぜひ覚えておいてくださいね。
車を少しでも高く売るコツ
車の売却を検討されている方には車の一括買取り査定サイトの利用をおすすめしたいと思います。
私も一括査定サイトを利用して軽自動車を買い取ってもらったことがあります。
車を売却するときは複数の中古車業者から買取り査定を受けることが少しでも高く売るコツになります。
中古車業者ごとに欲しい車種は違ってきますので査定額も違ってくるからです。
私の場合は4社から査定を受けます。
最低の買取り額は1万円で最高の買取りは7万円となりました。
当然のことですが7万円という買取り額を提示してくれた中古車業者に車を買い取ってもらいました。
10年以上も乗った車でしたし軽自動車だったこともあり売れないかも知れないと思っていましたが思いがけず7万円という額で売却ができてしまい本当に嬉しく感じたものでした。
一括買取り査定サイトを利用すれば簡単に複数の中古車業者に買取り査定の依頼ができますのでたいへん便利だと思います。