お車の買い替えや、セカンドカー購入をご検討中の方に、低燃費で実用性に優れた軽自動車はいかがでしょうか?
軽自動車は狭くてパワーも無いし、男が運転するのはカッコ悪いなんて、10年以上前のハナシです。
イマドキの軽自動車は、車内の広さはもちろん、見た目のカッコ良さも兼ね備え、男性が乗りたくなる様な仕様の車種も沢山選べるようになりました。
先ず、軽自動車の一番の売りは、何と言っても維持費の安さです。
自動車税だけ見ても、コンパクトカーの約3分の1で済みます。度々行うオイル交換も、オイルの量が少ない分、経済的負担も軽く済みますし、高速料金も普通車に比べて安いです。
燃費は、ボディタイプやターボの有無、駆動タイプによって差はありますが、低燃費の車種がお好みでしたら、30km/l以上も可能です。
やはり、一番燃費が伸びやすいのは、天井が低く、シンプルなタイプの車種で、ダイハツ・ミライースや、スズキ・アルトが代表的です。
車重が軽く天井が低いので、風の抵抗を受け難い分、燃費はよく伸びます。
しかし、このタイプは、普通車からの乗り換えですと、天井の圧迫感を感じてしまうかもしれませんし、後部座席に人を乗せるには、窮屈な印象は拭えません。
ハイトワゴン
後部座席に人を乗せる事があるのでしたら、次に低燃費なハイトワゴンがオススメです。
こちらは、スズキ・ワゴンRや、ダイハツ・ムーブ、ホンダ・Nワゴン等に代表される、10数年前辺りから主流になってきたタイプの軽自動車です。
このタイプは、低燃費も実現しつつ、天井高なデザインのおかげで、室内空間も窮屈さを感じさせませんし、後部座席のリクライニング機能がある物も多く、3〜4人での移動も可能です。
ですが、4人で移動した場合、荷物を積めるスペースは、ほんの僅かです。
スーパーハイトワゴン
人も4人乗るし、多少の荷物も運びたいと仰るのであれば、スーパーハイトワゴンはいかがでしょうか?こちらは、ダイハツ・タント、スズキ・スペーシア、ホンダ・NBOX等がこれに当たります。
このタイプは、天井高もあり、フロントガラスが垂直に近く、風の抵抗を受けやすいので、他のタイプの軽自動車に比べて若干、燃費は劣りますが、それでも、条件が良ければ20km/l以上も可能です。
このタイプの軽自動車の特長は、広大な室内空間と、後部座席への乗り降りのしやすさ、更に、後部座席のスライド機能によって、4人乗っても荷室部分が確保される事です。
また、このタイプは、後部ドアがスライド式の物も多く、運転席からスイッチひとつでドアを開け閉めできたり、タントの様に、助手席側がピラーレスのタイプでは、大きな荷物を持ったままの乗り降りも楽な様に設計されています。
その他、もっと荷物を運んだり、レジャーに使える軽自動車でしたら、軽ワゴンか軽バンをお勧めします。
こちらは、スズキ・エブリィ/エブリィワゴン、ホンダ・バモス/バモスホビオ、ダイハツ・アトレー/アトレーワゴン等が、このタイプで、ほぼ完全に箱型のデザインです。
車重があるので、それ程低燃費ではありませんが、軽自動車ならではの、トータルの経済性で考えれば、十分に実用的だと言えます。
軽バンであれば、荷物を運ぶ機会の多い方や、釣りやアウトドア等の、趣味の車としても活躍してくれますし、後部座席に乗用シートの設置された、快適仕様のワゴンタイプですと、4人が楽に乗れて、荷物スペースもしっかり確保されているので、ご家族で大量にお買い物された際も、乗車スペースが窮屈になる事もありません。
カスタム
近年は、男女問わず様々な年代の方から支持される軽自動車ですが、メーカー側も、より多くのユーザーを取り込むべく、経済性だけではなく、機能やデザイン、更にはパワフルな走りにまで力を入れた『カスタム』仕様車も多く投入してきた事により、ひと昔前の「軽自動車は若い女性が乗る車」という、軟弱なイメージも払拭されつつあり、確実に男性ユーザーも増加してきました。
軽自動車のクーペを乗り回す、ダンディーな中年男性もよく見かけるようになりました。
そうした軽自動車人気も相まって、最近、軽自動車は、決して安い車ではなくなってきています。
カスタム仕様のフル装備を選択した場合、車種によっては200万円を超えることも珍しくありません。もう軽自動車は、お金の無い人の乗り物とは言えません。
むしろ、長い目で将来を見据えた人の、「賢い選択」と言うべきです。
軽自動車の特徴や、その魅力についてお伝えしてきましたが、貴方にも、軽自動車の魅力が少し伝わりましたでしょうか?
貴方が納得のいく、お気に入りの一台に巡り会えますように。