ダイハツ ムーヴは軽トールワゴンのパイオニアとして大ヒットしていたスズキのワゴンRに対抗して開発されたクルマです。
現在では軽自動車の主流がトールワゴンに移行したこともあり、ダイハツの代表する看板車種となっています。
5代目までは横開き式のバックドアを採用していてムーヴの特徴となっていましたが、現行型の6代目からは一般的な跳ね上げ式のバックドアへと変更されました。
1995年に初代モデルが登場しましたが、ミラをベースに開発されインパネもミラから流用されていました。
他にもマニュアル車にパートタイム4WDが採用されており、FFベースのパートタイム4WD軽自動車はこのモデルが最後となっています。
他にも、ベースとなったミラとシートの高さが変わらない為、高くなった全高は頭上のデッドスペースになっていますが、高さのあるラゲッジルームの使い勝手が良くガラス面が大きい事から視認性が高い利点があります。
1998年には2代目モデルへと変更されましたが、先代ムーヴをベースに軽の新規格に対応させる改修を行う事で開発コストの削減を行っています。
基本的には先代モデルをベースにしていますが外装は現代的にアレンジされており、他にもフロアの見直しによって着座位置の改善と共に専用のインパネが採用されています。
2002年には新開発のプラットフォームが採用された3代目モデルへとフルモデルチェンジされました。
歴代ムーヴの中で横開き式と跳ね上げ式のバックドアの両方が設定され、減速制御や先行車の追従が可能なレーダークルーズコントロールが用意されるなど豪華なモデルへと進化しています。
現行型は2014年に登場した6代目モデルでボディ骨格の構造や足回りといったクルマの基本性能の向上を重点に開発が行われており、大幅な軽量化を実現すると共に従来と同等レベルの高い衝突安全性が確保されています。
先代モデルから導入が進められている「スマートアシスト」に関しても改良が加えられていて、後方ソナーセンサーが追加されて後方に壁などの障害物を検知すると、Rレンジでアクセルペダルを踏み込んでも急発進を抑制する「後方誤発進抑制機能」が新たに採用されています。
そして2015年の一部改良では「スマートアシスト2」に変更され、カメラが導入されたことにより歩行者の検出が可能になった他、車線逸脱警報機能が追加されています。
ムーヴは予防安全性能に関しては軽自動車の中でも屈指の性能を誇っています。
また、ダイハツが最も力を入れて開発されているクルマということで、燃費や使い勝手といった普段使用する際に気になる部分のバランスも非常に優れた優秀なクルマです。
バランスのとれた軽自動車を探している方にはムーヴは最高に相棒になるクルマだと思います。
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