私は2年前、それまで乗っていたセダンタイプの乗用車を売却し、ミニバンタイプの車に買い替えを行ないました。
我が家は私と妻、小学5年生の娘と小学3年生の息子とともに4人で暮らしているのですが、下の子の小学校入学を機会に車を買い替えようと、以前から考えていました。
年々大きくなる子供たちです。少しでも車内がゆったりしていた方がいいと思い、それまでのセダンタイプの車の売却を決意した私でしたが、当初はカーディーラーに下取りしてもらうつもりでいました。
実際、新車の価格に下取り額を引いた見積もりまでもらっていたのですが、友人からカーディーラーの下取りよりも、中古車買取専門会社への売却の方をおススメするとアドバイスを受けたのでした。
カーディーラーの下取りの場合、それほど高値は期待できないからというのが友人の答えでしたが、車にくわしいその友人が言うのだから間違いないだろうと、私はカーディーラーの下取りをキャンセルし、まずはネットで中古車の一括査定を行なってみました。
私は自宅から車で実店舗へ行ける範囲のお店しか見積もりをお願いしなかったため、6社にしか査定を依頼しませんでしたが、査定額はすぐにもらうことができました。
どのお店も電話やメールでさらに車の詳細を教えてほしいと私に頼んできたため、すべてのお店に平等になるように、同じ情報を伝えました。
しかし、驚いたことに、6社の中でも最高値と最安値で約15万円ほどの差が生じ、カーディーラーにお願いしていたらどうなっていたんだと、思わず考えてしまうほどでした。
その後、高値をつけてくれた上位3社だけを自宅に招いて、実際に車を見てもらいながら、査定していただきました。
このとき、相見積もりであることを各社に告げると、どの担当者も念入りに車を見ながら査定し始めました。中でも、私が乗っていた車のメーカーの買取に力を入れていたA社は特に丹念に車を見てくれて、結局、最高値で査定してくれました。
ネットで査定したときに比べ、さらに数万円も高くなりましたが、ここまで各社で査定額に開きが出るとは思っていなかったので、私は友人にとても感謝しました。
友人はさらに、同じ中古車買取専門会社でも、査定額が違うところもたまにあるといった情報まで教えてくれました。
直営店同士の査定額がそれぞれで変わることはまずないのですが、その店がフランチャイズ店などの場合は、同じ店舗名でも査定額が異なる場合もあるらしく、私は次回、車の売却の機会があれば、こうしたことも頭に入れながら査定をお願いしたいと思いました。