「BMW・3シリーズ」はBMWの主力車種で日本でも最もよく売れているセダンです。
セダンのほかのツーリングというワゴンボディもラインナップされています。
3シリーズは全長は約4.6mと小さめで扱いやすいのが特徴で、小さいながらしかっかりとしたパッケージングの設計がされているので4人がしっかり座れる居住性を確保しています。
3シリーズは2リッターターボの「320i・330i」と2リッターディーゼルターボの「220d」そして直6・3リッターターボの「340i」が設定されています。そして320iには4WDモデルも設定されています。
BMWと言えば直6エンジンが有名ですが、先日のマイナーチェンジでついにラインナップされました。
またそれぞれのモデルには「Msport」というサスペンションが硬め設定されているグレードもあり、スポーティなモデルが欲しいという人にはこちらがおススメです。
そしてトランスミッションはすべてのモデルに定評のある8速ATが装着されて、積極的にシフトアップを行い燃費に貢献していますし、320iには6速MTもラインナップされています。
BMWにディーゼルエンジンというのは一昔前まであまり考えられませんでしたが、燃費がリッターあたり19.4キロとこのクラスにしては驚異的ですので、意外と人気があります。
ディーゼル特有のガラガラ音も、アイドリングの状態では聞こえますが、走り出してしまえば全く気にならず、運転しているときはガソリンエンジンと同じくらい快適です。
BMWは昔からメルセデスベンツと比較されます。
ベンツのどんな道路環境でも常に安定して走り安全に目的地まで乗員を運ぶという考え方に対して、BMWはスポーティで運転していて楽しい車というのが特徴で走りにこだわった人が好んで乗っている車というイメージがあります。
ですのでBMWのオーナーは車好きでこだわりがある人が多く、こうした人たちに好まれているようです。
そして安全装備も大変充実していて、衝突防止装置や車線逸脱防止システム、前方の車に追随して走行するクルーズコントロールなども標準で装備されています。
3シリーズの価格は320iの標準的なグレードで約500万円、もっとも高価な340iで約780万円と結構高価な車ですが、安全装備は充実していますので、ライバル社に比べるとそんなに割高というわけではありません。
BMWの特徴は何といっても軽快な走りですので、気になる人はぜひとも一度ディーラーを訪れて試乗してみてください。